オーストラリアのワーホリでの宿探し!タスマニアのバッパーについて②
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※ワーホリから帰国後に妻と結婚し、今は子供も産まれて普通の生活を送っています。ワーホリ帰国後の生活を綴った動画をYouTubeにアップしてますので、興味のある方は是非ご覧いただけると嬉しいです。
タスマニアに到着した初日、まずすると決めていたことは宿のチェックインだった。
日本から大きな荷物を持ってきていたので、早くそれを置いて一息つきたいと思っていたからだ。
何よりタスマニアまで12時間くらいかけて移動していたので、体も精神もくたくたで1秒でも早く休みたいと思っていた。
飛行機の中で、前回の記事で紹介した"あの本"を読み、宿の名前と大体の位置を把握した。
宿泊予定のバッパーは、"あの本"に凄く良い内容が書かれていたため、少し宿代は高い気はするが、初日だし良いところでゆっくり休みたいという気持ちから選んだバッパーだった。
もちろんその本にはバッパーの名前が書かれていたので、その名前が書かれてる看板を探すか最悪誰かに聞けば宿まで辿り着けるかなと思っていた。
空港に到着して、ホバート行きのシャトルバスがあったので荷台に荷物を預けて、そのバスに乗った。
初めての飛行機での長距離移動で疲れ果てていたため、移動中のバスでは景色を楽しむ余裕もなく半分寝ていた。
シャトルバスに乗る際に、降りる場所を運転手さんに彼女が伝えていたため乗り過ごすことがないという安心もあり、バスの中では本当にゆっくりできた。
そしてバスが目的地の場所に到着。
荷物を降ろして初めてホバートの町の空気を吸った。全てが新鮮で、周りにあるものが凄くキラキラして見えた。
あとはガイドブックにあったバックパッカーズにチェックインするだけ。
バックパッカーズの住所が書かれていたため、とりあえずストリート名を確認しながら目的地を目指した。歩いているうちに、住所に記載されていたストリート名は見つけることができたが、肝心の宿がなかなか見つからない。
バッパーなら外に何か看板や案内が書いてるだろうと思い探しながら歩くも全く見つからない。
仕方なく彼女が通行人にバッパーの名前を伝え、場所を聞いてみたが、通行人もわからないという。
タスマニアでは自分を変えるんだという強い気持ちで来ていたため彼女に負けないようにと思い、イヤホンつけたサングラスをかけたイカツイおじさんに私も道を聞いたりした。なぜその人だったかは覚えていないが、とりあえずなりふり構わず声を掛けたのがたまたまその人だったように思う。これが初めてオーストラリアで現地人とコミュニケーションをとった出来事だったため、今でも鮮明にそのときの記憶が残っている。
そのイカツイおじさんは凄く親切な人で、携帯で調べたりしてくれた。
もちろん言ってることはあまりわからなかったが、自分たちが探している住所はこの道路沿いで間違いないことがわかった。
道を聞くなんて他の人からしてみれば何ともないことかもしれないが、当時の自分にとってはこんな小さなことでも少しの自信になった。
先ほどの会話でそれとない情報は得たのだが、肝心のバッパーが見つからない。
どうしようもなくなってきたので、フリーWi-Fiがあるところを探してそこでGoogle mapを使って探してみることにした。すると、「閉店」の2文字がGoogle map上に表示された。
「???」2人とも頭が一瞬真っ白になった。
その後私の頭の中は「閉店→宿ない?→泊まる場所がない?→最悪野宿!?」みたいな思考になり、かなりパニックになった。
見ず知らずの土地に来た初日に、あてにしていた宿がなくなり、他の宿も知らなかったため、その時の疲労感も重なって「もうダメだぁー」みたいな気持ちになった。
次に続く
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