ワーホリするなら避けて通れない、レジュメを英語で作る際のポイントを解説
ワーホリを開始してから、最初に仕事をゲットした日本食レストランで働くようになるまでの間、
レジュメを配って仕事探しをしてきました。
その後も、
•トルコ料理屋
•チェリーファーム
•WWOOFの仕事
•サーモンのお店
•アップルの仕事
•ストロベリーの仕事
などなどいろんな場所で仕事をしてきました。
オーストラリアで仕事探しをしていく中で、
段々と感覚的に仕事探しのコツ
というのがわかってきました。
そしてそれがわかってくると、
段々と仕事をゲットする割合も上がってきて、目に見える形で成果が出てきました。
今回は仕事探しをする上で、
まずぶち当たるレジュメ作成について、私たちの実体験から得た
「レジュメを作成する上で絶対押さえておくポイント」
について紹介していきたいと思います。
それでは早速見ていきましょう。
まず、ポイントを説明する前にレジュメ作るうえでの大前提として
「レジュメは作り込む」
という
意識を持っておくことが重要
です。
それでは何故、
「レジュメを作り込む」
ことが必要なのか?
それは、
オーナーが私たちに興味を持ってもらえるかはこのレジュメの情報に委ねられている
といえるからです。
「そんなの分かりきっていることじゃないか。何を当たり前のことを言っているのか?」
と思われる人もいるかと思いますが、私も最初の頃はその重要性についてわかっているようでわかっていませんでした。
「レジュメはそこそこで良いから、あとは実際に会って自分の人柄ややる気をアピールすれば何とかなる」
なんてことを内心思っていました。
しかし!
人柄や、やる気をアピールしようにもオーナーに会う機会がなく、オーナーに会えたとしても時間をとってもらうのは至難の業であることがわかってきました。
直接会ってアピールするためには、まずはオーナーに興味を持ってもらわないといけない。
その導入部分として、いかにレジュメが重要であるかを経験を通して教えられました。
ワーホリという期間限定の不安定なビザで仕事探しをしなければならない場合は特にまたハードルが上がるといえます。
では、これらの重要性を仮に理解していたとして、
「レジュメをどのように書いてどのように自分をアピールすれば興味を持ってもらえるのか?」
ということも含めてわかっているか?
と聞かれると
「明確に答えられない」
か、もしくは
「日本の履歴書の要領で書けば良い」
という的外れな回答をする人が多いかと思っています。
「レジュメを作り込む」
というのは、
そう言った部分を理解したうえで的を得たレジュメを作り込む
ということです。
レジュメをただ時間をかけて多くの文章を書くだけであれば、それは誰にでもできます。
そして自分自身は「作り込んだ」と錯覚しているだけだといえます。
仕事探しをし始めてから結果として現れることで
、
「自分のレジュメが自己満足で書いたレジュメなのかどうか?」
ということが
段々わかってくることになる
かと思います。
しかしそれでは
私たちと同じように、試行錯誤しながらそれに気づくまで多くの時間を使うことになりますし、
皆さんにはそうならないでいただきたいという思い
からこの記事を書いていますので、
「自分は大丈夫だ」
と思っている人こそ見ていただければ
と思っています。
まず先に行っておくと、
日本の履歴書の感覚で書くとオーストラリアでは確実に落とされます。
これは
履歴書の作りから見ても一目瞭然
です。
日本の履歴書は一般的に、
「名前→住所→学歴→職歴→資格→自己紹介(志望動機)」
の順で書くような書式になってますが、
オーストラリアの履歴書では、
「名前→住所→自己紹介→職歴→学歴→資格」
のような順番で書きます。
このことから何がわかるかというと、
日本は学歴を重視し、
オーストラリアは職歴やその人の能力を重視
していることがわかります。
何故このような違いが起きるか
というと、
オーストラリアでは例えば
「経理の〇〇の業務をするには専門学校卒しかできない」
といったように
法律上の決まり
があるため、
その仕事に応募するための条件が明確
であり、
応募者の履歴書を見る際に学歴はクリアしている前提で検討
すれば良いからです。
そのため、
オーストラリアでは
「この人何ができるのか?」
「どういった仕事の経験があるのか?」
といった点を重視し、
その経験が応募してきたポジションに適合するかをチェックする方が重視
されます。
それとは逆に
日本の場合、
「経理の〇〇の業務をする人は専門学校卒しかできない」
というような法律上の規定はなく(会計士などの専門業務は除きます。)
応募条件は会社によって様々である
と言えるので、
まずは学歴をチェックしてその人の能力を測り、その上で職歴を見るような形
になります。
つまり
「学歴が良い=持っている能力が高い」
と判断し、
将来的な部分を見込んで職歴よりも重視
されてしまう傾向があるといえます。
※これは日本に古くから根付いている、終身雇用の考えが根底にあるので、能力がある人に長く働いてもらいたいという部分の表れだと思っています。
そのためいってみれば
「何ができるか?」
ということは日本では二の次になっているということがいえます。
※最近の企業の採用基準は少しずつ変わってきているかとは思いますが、日本の昔からの一般的な視点はやはりこの部分になるかと思っています。
となると、
日本の感覚でオーストラリアの履歴書を書いた場合、的外れの履歴書になってしまい面接に繋がる可能性は低くなってしまうことがわかるかと思います。
「レジュメを作り込む」
というのは、
そういうことを理解したうえで応募する職種に合った履歴書を作り込む
ことを意味しているといえます。
それではその前提を踏まえたうえで、
レジュメを作る上で押さえておくポイントについて見ていきたいと思います。
まずポイントは大きく分けて
①応募する職種に合った履歴書を作る
②職歴は最大限膨らませる(盛る)
の2つだと思っています。
今回はこの1つ目のポイントについて書いていきたいと思います。
①応募する職種に合った履歴書を作る
これは言われてみれば
「当たり前のことだ」
と思うことかもしれませんが、
意外とできていない人が多いです。
なぜなら、
一生懸命調べて、慣れない英文での履歴書を時間をかけて作るので凄くストレスがかかるからです。
やっと作り上げた英文での履歴書を書き換えるのは、労力を要しますし、
「それよりもレジュメを早く配って、早く仕事をゲットしたい」
という気持ちの方が先にたってしまい
「レジュメはこの程度でいいか」
と思って
最終的には最初に作った履歴書を使うようなパターン
が多くなってしまうからです。
ワーホリという限られた時間しか与えられてない状況では、尚更これが加速してしまいます。
しかし、これでは仕事はゲットできません。
※もしかすると、仕事が多いメインランドではそれでも上手くいくパターンがあるかもしれませんが、仕事が少ないタスマニアでこれをやると、確実に面接まで辿りつきません。
考えてみればわかることですが、
日本の履歴書を書く時も少しでも応募する職種に関係する経験を書くかと思います。
•全く関係のないことを書いている人と、
•その職種の経験がある人
が2人いたとして、
採用する側が興味をもつのは確実に後者
だといえるからです。
いってみれば
日本もオーストラリアも思考の根底は同じで、
「即戦力になる人」
を探しているのであって、
その上で日本の場合は終身雇用の文化が根強いため
「将来性を考えて学歴を重視する」
ような形になっているのだといえます。
そう考えるといかに自分が
「即戦力として役立つか?」
ということをアピールする必要があります。
そのためには
応募する職種に合った履歴書を作ることは、最低限クリアしなければならない項目
になるといえるのです。
つまり、
•応募する先がカフェであればそれに合わせた履歴書を、
•オフィスワークの仕事であればそれに合わせた履歴書を
それぞれ用意する必要があります。
日本でもそうですが、
カフェの接客の仕事に応募するのに、事務職の経験を書いた履歴書を出しても、
「それは応募する職種が未経験であることのアピール」
にしかならず、あまり意味がないことがわかるかと思います。
つまり、
応募する職種に応じて履歴書を使い分ける
ことが重要だといえるのです。
以上が、
1つ目の押さえるべきポイント
でした、
いかがだったでしょうか?
ここまで読んでみて、
「結構、当たり前のこと書いてるな」
と思われた方も多いかと思いますが、
環境の違いのせいか意外と忘れがちになってしまうポイントだったので敢えて今回は書かせてもらいました。
次回は、
2つ目のポイント
である
「履歴書は最大限膨らませる」
について書いていきたいと思います。
次回の記事の方がかなり重要になってきますので、ワーホリで仕事探しをこれからやろうと考えている方は是非見てみてください!
それでは、次の記事で会いましょう!
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※ワーホリから帰国後に妻と結婚し、今は子供も産まれて普通の生活を送っています。ワーホリ帰国後の生活を綴った動画をYouTubeにアップしてますので、興味のある方は是非ご覧いただけると嬉しいです。