「あなたは大丈夫?」ワーホリの仕事探しでの、レジメの書き方。

 

 

※帰国後の私たちの生活をYouTubeで配信しています。良かったら見てください。

 

 

前回は、ワーホリの仕事探しにおいてレジュメが持つ重要性とレジュメを作成するうえで1つ目のポイントとなる

 

「応募する職種に合った履歴書を作る」

 

について書いてきました。

 

 

今回は、2つ目のポイントである

 

「職歴は最大限膨らませる(盛る)」

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について書いていきたいと思います。

 

では早速いってみましょう。

 

 

②職歴は最大限膨らませる(盛る)

 

この部分は 日本人が苦手とするところ かもしれません。

 

まず前提として日本と欧米諸国とで大きく違うところは、

 

日本では

 

「謙遜」「謙虚」

という言葉があるように、

 

何か褒められたりした際に

 

「本当ですか?ありがとう」

 

ではなく

 

「いえいえ、そんなことありません。」

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というように

 

自分を卑下して返事をする文化

 

があります。

 

また、

 

日本は減点方式の教育

 

のため、

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間違いやダメな点に意識が行きがちで、

 

「良い部分」

 

を優先的に見る習慣がありません。

 

そのため、

 

自分の良い部分がどこなのか?

そしてそれをどうアピールすればいいのか?

 

ということが

 

分からない人が多い

 

のが現状です。

 

これに対して

 

欧米諸国は

 

良い部分を積み上げていく加点方式の教育

 

なので、

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自分の良い部分がどこなのか?

 

ということや、

 

アピールの仕方もわかっています。

 

つまり、

 

教育などを通して日本と欧米諸国とでは、既に潜在的な思考そのものが違う

 

ことになります。

 

そうすると、

 

履歴書のアピールポイントのところが、日本人が書くと

 

「どこか物足りない、アピールが足りない履歴書」

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になってしまうのも理解できるかと思います。

 

日本の感覚だと、履歴書に

 

「自分はこれもこれもできます」

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みたいに良いところばかり書くと、逆に

 

採用する側

 

•不信感を持ったり

•良く思わなかったり

 

することが多いかと思います。

 

これは

 

「謙遜」「謙虚」

 

の文化の中で、

 

自分を

 

「過大評価」したり「誇張」

 

したりすることに対して

 

良く思わない考えが根底にある

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のではないか思っています。

 

そう考えると、もしかすると潜在的

 

日本人は

 

「自己アピールすること=悪いこと」

 

と思っているのかもしれません。

 

しかし、

 

オーストラリアでは

 

その逆で

 

「自己アピールできないorしないこと=良くないこと」

 

と考える人が多いので、

 

そういった部分でも日本人の人は自分が思っている以上のアピールをするくらいが必要になってくるのではないかと思っています。

 

 

 

そうならないためには、

 

 

 

 

「これでもか!」

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と思うくらい

 

日本の感覚からは外れた

 

「自分の良い部分をふんだんに盛り込んだ履歴書を書く」

 

ことが必要になります。

 

おそらくそれぐらいしてやっと、

 

オーストラリアの標準レベル

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ぐらいになるかなと思っています。

 

 

日本人は自己アピールが苦手

 

なので、

 

やり過ぎくらいが丁度良い 

 

と思っています。

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※オーストラリアでは「出る杭は打たれない」ので安心してください笑

 

それでは具体的に

 

 

「履歴書を膨らませる」

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というのは

 

どういうことすればいいのか?

 

という部分についてですが、

 

これは

 

「希望する職種の職務経験を盛り込む」

 

ことを意味しています。

 

「あれ??これ1つ目のポイントで書いてなかったっけ?」

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と思ったそこのあなた!

 

それは間違いではありません。

 

1つ目のポイントでも、

 

「応募する職種に合った履歴書を作る」

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と言っていて、

 

言葉だけみるとほぼ同じことを言っているように感じる

 

人もいるかと思います。

 

しかし、

 

この2つ目のポイント

 

お伝えしようとしていることは、

 

前回の趣旨とは少し違います。

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前段のところでも触れましたが、

 

日本人特有の

 

「謙遜」「謙虚」の部分に関係

 

してきます。

 

話を少し戻しますが、

 

「希望する職種の職務経験を盛り込む」

 

というのを、

 

「じゃあ具体的にどのようにやるのか?」

 

となると、

 

人それぞれやり方が違うかと思います。

 

例えばレストランのホールスタッフに応募する場合に、

 

•調理補助の経験はあるがホールの経験はなく、忙しい時にホールを手伝う程度だったとします。

 

この時、

 

「調理補助の経験について主に書いて、ホールは手伝ったりしたことがある」

 

というような感じで正直に書くと

 

面接まで辿りつけません。

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なぜなら、

 

•調理補助の経験は応募する職種に必要ない

•ホールを手伝ったりする程度であれば、ホールの業務を理解しているとは思えない

 

と判断されるからです。

 

日本人はどうしても間違いがあってはならないということで正しい情報を書きたがりまが、

それでは普通に落とされてしまいます。

 

 

なぜなら、

 

ワーホリという

 

雇用主から見たら不安定なビザ

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(限られた期間しか滞在できないビザだし、雇用主側もワーホリを雇用できる期間に制約があるという意味)

 

での応募になるため、よほど

 

①人が足りていないか

②その人が能力がある

 

などの状況がなければ、採用したいと思わないからです。

 

※ファームジョブがシティジョブに比べて比較的楽に

仕事をゲットできるのは①の理由からです。

オーストラリア人の多くは3Kの仕事をやりたがらないというのと、季節性の仕事であるため安定した雇用が確保できておらず、人が常に足りない状況にあるからです。

 

 

そのため極端な話、

 

ワーホリの人たちは

他の人たちよりもマイナススタート

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にも関わらず、

 

特段の職務経験もその職種に対する能力も無いとなれば、

 

採用したいと思わない

 

というのが

 

普通のところ

 

だと思います。

 

それ以外にも、

 

日本人でワーホリをしようとしている人は英語を勉強中であることが多いかと思います。

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例えば、あなたが

 

日本企業のオーナー

 

だったとして

 

①カタコトの日本語を話す、職務経験がない人

②カタコトの日本語を話す、職務経験がある人

③日本語は喋れるが、職務経験がない人

④日本語も喋れて、職務経験がある人

 

の4人が求人に応募してきた場合、

 

誰に興味を持ちますか?

 

少なくとも、

 

他の魅力的な要素がない限り

 

「カタコトの日本語を話す、職務経験がない人」

 

には

 

興味を持たない

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かと思います。

 

結局のところ国は違えど、

 

採用する側の本質的な部分はオーストラリアも日本も同じ

 

なのです。

 

となればどうすれば良いかというと、

 

「職務経験があるように書く」

 

ことが必要になってきます。

 

これによって、

 

先程の②の

 

「カタコトの日本語を話す、職務経験のある人」

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以上の土俵に立てることになり興味を持ってもらえる可能性が少し上がった

 

ことになります。

 

じゃあどうすれば良いかというと、

 

発想を変えて

 

調理補助がメインの仕事で、たまに手伝う程度であったとしても、

 

それは職務経験が有るということにすればいい

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のです。

 

これが

 

「職歴は最大限膨らませる」

 

という言葉の意味になります。

 

そして、履歴書に書くとしたら

 

「調理補助の経験があるということは殆ど書かず、ホールの経験について書く」

 

ことが必要です。

 

この辺については、

 

•面接のとき詳しく聞かれたらどうしよう

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とか思うかもしれませんが、

 

そういうのは今の時代インターネットで検索すればいくらでも情報は出てきます。

調べた情報を面接で言えば何とでもなると思っています。

 

中には、こういうことは

 

•自分の正義感が許せないから無理 という人もいるかと思います。

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そういう人は無理せず、

自分が思うように書いた履歴書で一度仕事探しをしてみると良いかもしれません。

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ただ、事実を真面目にちゃんと書いているのは日本人くらいで、ワーホリをしてる他の国の人はそこまで事実だけを書いている人は多くないです。

 

※このことは、ワーホリする中でいろんな人と出会っていかなければ気づかない点だと思いますし、自分自身の経験を通して学ぶという方が合っている人もいるかと思うので、正義感が強い人は無理はしないで良いと思っています。

 

 

 

それではなぜ他の国の人は事実を正確に書いていないのかというと、

 

まず履歴書を作る目的は、

 

「仕事を一日でも早く得るため」

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であると理解しているからです。

 

そして

 

ワーホリの場合は特にそれが求められる

 

ことをわかっているからです。

 

「正直に自分のことを書いて、自分を受け入れてもらえるところで働きたい」

 

そんなことを考える人もいるかもしれません。

 

しかし、

 

それは日本の環境ではあり得るかもしれませんが、オーストラリアではそういうところは殆どないかと思っています。

 

先程も話しましたが、そもそもワーホリは

 

1年もしくは2年、最大で3年しかオーストラリアに滞在できないうえに

•法律上、雇用期間が半年もできない

 

ような応募者を、

 

 

職務経験すらないのに採用したいと思うはずがありません。

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そして、

 

他の国の人は仕事を得るためにある意味必死です。

 

履歴書の作成

 

「あくまでも仕事を得るための手段」

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であって

 

「目的ではない」

 

ことを理解しています。

 

 

少しでも採用される可能性が高くなるためにいろいろと考えて行動しています。

 

「履歴書に全て事実を書いて仕事が得られない」

 

というのは、もはや

 

「履歴書の作成」

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が目的になっていて、

 

「仕事を得るため」

 

というのは二の次になっている

 

ことになります。

 

そして、

 

レジュメを作るのに多くの時間を費やしたのに、肝心の仕事がゲットできなければ無駄な時間を過ごしている

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ことになります。

 

皆さんもご存知の通り、

 

ワーホリは限られた期間しか滞在できません。

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そしてその限られた時間は貴重であって、少しでも無駄にしたくないと思っている方が多いかと思います。

※ワーホリにそれほどの思いがない方はこの言葉は無視してください笑。

 

そう考えると、

 

仕事探しにおいて、できるだけ時間を無駄にせず有意義なワーホリ生活を過ごすためはどうしたら良いか?

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という

 

方法論に辿り着くのではないか?

 

と思っています。

 

そして私が辿り着いた方法論が、まさに

 

「職歴は最大限膨らませる」

 

という部分になるのです。

 

話を少し戻しますが、あなたがオーナーだったとして、

 

•履歴書はかなり盛って書いたが仕事場で使える人

•履歴書を正確に書いているが仕事場で使えない人

 

がいたとしたら、

 

間違いなく前者 を選ぶ

 

のではないでしょうか?

 

もし仮にあなたが同じように前者を選んだのなら、それは履歴書という扱いは結局のところ

 

「その程度のもの」

 

だということです。

 

 

履歴書よりも実務上の仕事で、

 

「その人が入って業務がちゃんと回るか?」

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という方が実は1番重要なのです。

 

ということは、

履歴書は最低限興味を持ってもらうための導入材料として利用

 

し、

 

実際の業務の中で

「この人は仕事ができる」

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と思われれば良い

 

ということになります。

 

結局のところ、

 

採用する雇用主側もワーホリの人の履歴書にそこまでの期待をもっているわけではない

 

ので、

 

履歴書は面接まで辿り着くまでの手段だと割り切ることが必要だと思っています。

 

※これはあくまでもワーホリビザで仕事探しをする場合のポイントであって、現地で生活している方や、学生ビザなど他のビザで滞在している方は状況が違いますのでご注意ください。

 

 

ということで長々と書いてきましたが、以上が2つ目のポイントである、

 

「職歴は最大限膨らませる」

 

でした。

 

いかがだったでしょうか?

 

この記事が少しでも皆さんのお役に立てる情報になれば嬉しいです。

 

 

今回は「職歴がある場合」に膨らませて書くコツを記事にしてみました。

 

では、「職歴が全くない場合」はどうすればいいのか?

 

次回は、この部分について書いていきたいと思います。

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

 

 

 

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