所持金10万でワーホリを実現させた軌跡〜11日目から
前回の記事からかなり時間が経過してしまいましたが、どうやって10万円でワーホリをしたのかを綴った記事の続きを今回は書いていきたいと思います
前回の記事はこちらをご覧ください。
〜10日目の夜〜
10日目の夜、韓国人カップルが仕事を見つけた話を聞きました。
その仕事とは、
でした。
連絡先の電話番号が書かれていたのでそこに連絡してみると、まだ空きがあるということだったので行くことにしたみたいでした。
もちろん、
私たちもこの求人募集の張り紙の存在は知っていましたが、
場所がLauncestoneというホバートから車で
2時間半かかる場所で遠方だったことと、
何となくやめた方が良い気がして、
敬遠していました。
後日談を聞いたときに、結果的には自分たちの直感に従って良かったことがわかるのですが、
仕事を必死で探していた当時は、
本当に韓国人カップルが羨ましくてたまらなかった
のを覚えています。
オーストラリアに来て初めてできた友達ということもあって、韓国人カップルとの別れは寂しいのと共に、韓国人カップルが前に進んでいるような気がして、仕事が見つからないことの焦りがより加速した感じでした。
翌日は、ホバートの中心から少し北側
に行った
North Hobart
という町で仕事探しをすることにしました。
今滞在している
バックパッカーから通える距離のところを前提として仕事探しをしていましたが、
ここまできたらそんなことも言ってられないので、
もっと範囲を広げて仕事探しをすることにしました。
その当時はNorth Hobartがどういう場所か分からずに仕事探しをしていました。
実際行ってみると、
North Hobartは
飲食店が集まっている町で、仕事探しをするには打ってつけの場所であることがわかりました。
そしてこの町で、ワーホリに来て初めての仕事が見つかることになります。
North Hobartには
オシャレなカフェやバー、映画館などいろんな国レストランが立ち並んでいます。
自分たちはとにかく手当たり次第、レジュメを配りました。
その中には日本食レストランも含まれていて、正直なところ日本食レストランでも良いから、とにかく収入源が欲しいという思いで配っていました。
その日本食レストランでは、たまたまオーナーの人がその時はおらず、レジュメをスタッフに渡して帰ったのですが、
感覚的にこのパターンだとダメな可能性が高いなぁと思いでその場を後にした
のを覚えています。
そうは言いながらも、何かどこかで
「もしかしたら」
という淡い期待を抱いていた部分もあります。
日本食レストラン以外にも、アイスクリーム屋さんや映画館•メキシコ料理屋•ケバブのお店などなど、レジュメを配れるところは全て配りました。
いずれも、
•オーナーに渡しておくと言われる(多分渡さない)
•今は空きがないけど空きが出たら連絡すると言われる(多分、その頃には忘れされてて連絡こない)
•ファイルに綴じられる
のどれかの対応だったので、
経験上あまり仕事がゲットできる感じがしなかった
のを覚えています。
North Hobartの町並みを見たときに、
「もしかしたら仕事をゲットできるのでは⁉︎」
という勝手な期待をしていただけに、レジュメを配った後のダメなムードに、
必要以上の絶望感が襲ってきました。
疲れ果ててNorth Hobartのアイスクリーム屋があるお店の前のベンチに座って、楽しそうに買い物をしている人たちをぼーっと眺めていたのを今でも鮮明に覚えています。
ただ普通に買い物をしているだけの人たちなのに、何か凄くキラキラして見えていました。
いつか自分たちも生活の基盤を築いて、
「あの人たちみたいに買い物が出来る日が来るのだろうか…」
そんなことを思いながらNorth Hobartでのレジュメ配りを終えたのでした。
バックパッカーに帰ってこのまま何も考えず寝ようかとも思いましたが、このままではダメだと思い明日の計画を建てることにしました。
そこで出てきた案が、Kingstoneという町で仕事探しをするということでした。
この下降気味の自分たちの流れや、気分を払拭するために自分たちが好きな海がある場所で仕事探しつつこの憂鬱な気分や流れを変えようという話になりました。
結果的にこの判断が良かったのか翌日、
この町で良い流れのきっかけが生まれることになる
のでした。
その話については、また次の記事で書いていきたいと思います。
11日目を終えた後の
所持金は$640
のままでした。
※実はバックパッカーからNorth Hobartまで交通費をケチッて徒歩で行ったので交通費がかかりませんでした。そのため所持金に変動はありませんでした。かなりキツかったのを覚えています。
それでは次回の記事もよろしくお願いします!