ワーホリで仕事探し!タスマニアの仕事探しのコツとは
寿司屋の求人に応募した後、仕事探しをやめたわけではなかった。
バックパッカーの宿代300ドルを毎週払わなければならなかったため、このまま仕事が見つからなかったら数週間後にはお金が尽きて帰国せざるを得なかったからだ。
ただそうは言いながらも、寿司屋にレジメを配った後の数日間はもうここで決まるんじゃないか?という変な期待や自信のようなものがあって、他のところの仕事探しは何となくやってた感じがあった。
そして段々と日が経過するにつれて、もしかしてダメだったのかな⁇という気持ちが湧いてきて、それが現実のものとなった。
今考えればダメなのは当然のことだった。
なぜならば、実務経験を重視するオーストラリアで、まず日本での職歴だけを書いたレジメを作成していたこと。
次に、応募する職種に関連する職歴を書いていなかったこと。
日本では学生の頃は家電販売のバイト、その後大学で事務職の職歴しか持っていなかったため、今まさに応募している飲食店での経験というものが皆無だった。
オーストラリアでの勤務経験もなく、その職業に対する経験もなければ採用なんてされるはずもない。
レジメを配りながらであるが、その事に少しずつ気づくようになり、その都度少しずつレジメを変えていった。
今この頃を振り返ってみて思うことは、日本人の真面目なところが裏目に出たなってことだった。
日本で履歴書の職歴欄に経験したこともないことを書き込むことはまず有り得ないことだ。
というか書いたとしても経験がないから話を聞けばすぐわかるし、仮に採用されて就職したとしても社保の記録などからすぐにバレてしまう。
何よりそういうことはモラルに反するような気がして、そういう発想すらならない。
その前提があるからこそ、経験してきた中からしっかりと自分が出来ることを書こうと思いレジメを作成していた。
しかしワーホリをしていていろんな人と話を聞く中で、レジメを正直に書いている人は殆どいないことがわかった。
むしろ殆どの人が経歴に嘘を書いてレジメを作成し、仕事をゲットしていた。
そうここはオーストラリア。
国も違えば、仕事のゲットする仕方も異なってくる。
もちろん、これが学生とか永住とかでオーストラリアに住んでいる人ならば、経歴に嘘を書いて仕事をゲットしやすくする必要もない。
オーストラリアで生活しているというステータスがあり、ワーホリみたいに雇用期間が凄く短いわけではないから、雇用主側も変に警戒しなくて済む。
ただワーホリの場合は状況が変わってくる。
以前オーストラリアで生活していたとかいう人は別として、ワーホリできている人は基本的にスタート時点ではオーストラリアでの職歴なんてない。
そんな人が、アルバイトの求人に応募したとしても、現地で生活している職歴のない人の方をまず採用するだろう。
それはワーホリというものが、雇用期間が限られてる+お金が貯まったら突然ふらっと居なくなるリスクが高いなど、雇用主側からすればリスクが高すぎるところにあると思う。
そうなると、ワーホリで雇ってもらえる可能性があるのは結局のところ、一時的に人が必要になってくる季節労働の農業系の仕事くらいしかない。
とはいってもこの農業系の仕事ですら少なからず経験を求められるのだから、人のツテがあるか、よっぽど人手不足でないかぎり、未経験者には厳しいものであることに違いはない。
そのような状況を考えたときに、みんなどうやっていたのか?については次の記事で書きたいと思います。
注意※ここで語ってるのはタスマニアで仕事探しをした場合の話であって、メインランドの方では仕事の数も多いし普通にシティージョブをゲットできる可能性があるので、そこは間違わないで下さい!
それでは!
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※番外編