オーストラリアでワーホリをした第二の故郷、タスマニアと出会った経緯
タスマニアという場所を知ったのは、
大学生の頃だった。
当時付き合ってた彼女《現在の妻》が、
日本語教師の勉強のため、
オーストラリアにあるタスマニア島という場所へ留学に行くという話があり、そこで初めて知った。
当時の自分は、海外への憧れはあるものの、いつか行ってみたいという気持ちだけで、
実際に行動に移すことはなかった。
そうした中、自分の彼女が海外に留学に行くことを知って、羨ましさと同時に
タスマニアってどこなんだ??という気持ちが凄くあった。
地図を見てみると、
オーストラリアの下にポツン
とある、どちらかというと
南極に近いような場所にあった。
オーストラリアは暑いイメージがあったが、この場所はそれとは
正反対のような場所であることを知った。
彼女が留学している間、
いろんなタスマニアの話を聞いた。
気候はイメージしていた通り、
冬が大半で夏は少し暑くなるが、3ヶ月ちょっとで終わるため、寒い日の方が多いということだった。
人は皆親切で、何より自然が凄く豊かで、空気も水も凄く美味しく感じる場所だそうだ。
飲料水として、日常的に雨水を飲んでいると聞いた時には衝撃だった。
日本で、家や庭に降った雨を貯めて、飲もうとも思わないし飲んだこともなかった自分からしてみれば、衛生的に大丈夫か⁉︎とかそんなつまらない心配びかりしていた。
聞くところによると、
タスマニアは世界で一番空気と水が綺麗な場所で、
だから雨水を貯めて飲むことができるということだった。
日本では有り得ないような話を聞いて、
正直衝撃だったし、何よりそういった自分の知らない世界というものに凄く興味があった。
でも、大学生の頃の自分は、興味があっても今はそれをする時期じゃないと、勝手な言い訳をつけて、
行動を起こすようなことはしていなかった。
当時の自分は、親に言われて
何となーく始めた会計士試験の勉強で試験に合格すれば、好きなことをしたいなぁーという発想で、
常に自分のやりたいことや興味のあることは後回しにしてた。
この会計士試験の話は、自分の中でも凄く苦しい日々だったので、他の記事で詳しく書くことにします。
やりたいことを素直に行っていった妻と、
やりたいことを全て後回しにしていった自分とで、
2人の間にある
タスマニアというワードが
凄くそれを象徴しているように今では思えてならない。
今振り返るとこの時、
妻と出会わなかったら、
タスマニアという場所も知らなかっただろうし、
今も悶々とした晴れない気持ちでつまらない人生を歩んでいただろうと思う。
そういった意味で、妻には本当に感謝しています。
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※番外編
タスマニアから帰国後、無事に就職して、子供も授かることができました。
子供の愛称は、Cocoちゃんです。
子供の記録をYouTubeにあげているので、このブログの番外編として楽しんでもらえたらと思っています。