ワーホリは帰国後、大変だと言われる本当の理由とは⁉︎
以前書いた記事で、
「ワーホリ帰国後が何が大変か?」
ということについて少しだけ触れました。
その際、
「詳しくは別の記事を書きます」
とその記事の中で書いていたのを
すっかり忘れていまして(すみません)
それを今になって思い出したので、急遽その記事を書くことにしました。
このタイトルを見て、
「あ〜、ワーホリってやっぱり帰国後大変なんだ…」
って残念な気持ちになった方‼︎
まずは内容を聞いてから落ち込むようにしましょう!
※恐らくそこまで残念な気持ちになるような内容ではないと思いますので。
では早速、本題に入っていきたいと思いますが、
「ワーホリは帰国後、大変だ」
という言葉を聞いて、
皆さんは何をイメージしましたか?
•就職のことですか?
•お金のことですか?
•住む場所のことですか?
残念ながら、今から私がこの記事で書こうと思っている内容は、
「上記のいずれでもありません。」
むしろ上で挙げたような情報はいろんなところで、本当か嘘かわからない情報が溢れていて、私がわざわざそのことに触れて書く必要もないと思っています。
というより、上で挙げたようなことは
実際に経験してみて
特に大変になってくるとは私自身は考えてないというのが本当のところです。
それでは何が大変なのか?
回答を焦らすのは好きではないので、結論から言うと
「帰国後、日本の社会や文化に適合すること」
だと言えます。
「えっ?何それ…」
って思った方、実はこれが簡単に見えて大変なんです。
初めて海外で生活して戻ってくる人は特に大変だったりします。
それでは具体的に何がどのように大変になってくるのか?話をしていきたいと思います。
以前の記事でも書きましたが、
日本にいた時の自分と
海外(今回で言えばオーストラリア)での生活を経験した後の自分
とでは大きく違います。
日本にいたときは、謂わば
日本の社会や考え方しか知りませんでした。
そして、そのことに対して
何ら違和感を持つことなく物事を受け入れていました。
※それはそうですよね!日本で生まれ育っているのですから、身の回りの出来事に違和感を持つわけがありません。
しかし海外に出て生活すると、
これまでの日本での生活と比べて、物事の進み方や考え方などがあらゆる面で異なっていることに気付きます。
中には180度違ってたりすることもあるでしょう。
それに対して私たちは、
最初は戸惑いながらも
海外で生活していくために何とか適合しようとして日々を生活します。
そしてそれを繰り返しながら、
徐々に生活に慣れていきストレスのない日々を少しずつ過ごせるようになるというのが、
特に海外に初めて行った人の辿るプロセスなのではないかと思っています。
しかし中には、
「いや、私はそんな環境が変わったって左右されることなく、日本の感覚で過ごす」
という強い信念をもった人もいるかもしれませんが、これは結構苦しいです。
言ってみれば海外で1人浮いた存在になってしまいます。
「郷に入っては郷に従え」
この言葉につきると思います。
試行錯誤しながら海外の生活に適合していく中で、
実は海外の考え方や生活の方が楽だったり自分に合ってたりすることもあります。
例えば、
レストランとかスーパーとか行った際の、店員さんの接客の違いなどが良い例です。
日本だと、
「お客様は神様だ」
という考えが昔から根強くあるため、
凄く丁寧な接客が求められます。
お店に入ったら丁寧に挨拶されるし、基本的に店員さんは常に笑顔で接客しています。
何か問題が生じた際は、
お客様に不快な思いをさせないようにと、精一杯出来ることをしようと対応をしてくれます。
これでは
働いている方も凄くストレス
が溜まりますし、
お客さんの方も店員さんとの間に距離感
が生まれます。
「良い気分になるのでそういう接客の方が良い!」
という人は日本の方が合っているかもしれませんが、
それを求めるということは
自分自身も同じように仕事場でそのクオリティを求められるということになります。
これは接客業じゃない人でも、仕事の取引先などお客様に対して根底には必ずこの考えがあるので、形をかえてそれが求められることになるといえます。
これに対して海外の場合、
日本のような丁寧な接客は求められません。
※極端な言い方ですみません。
店員さんも皆、
無理に作り笑顔をして接客するわけではなく、
自分の感情というものを持って仕事
をしています。
忙しければ忙しい表情や態度になるし、機嫌が良ければ笑顔にもなります。
※高級レストランとかそういう場所は別ですので、くれぐれも全てがそうだとは思わないでください。
言ってみれば、
「お客さんと店員さんが対等に近い関係」
なので、日本みたいにキツくてもムカついても社会人だからということで、
顔には出さずロボットのような働き方は求められません。
嬉しいときは嬉しい表情をするし、
ムカついているときはムカついた表情をすることがある程度許容されています。
それが許容される環境ということは、
自分が働く側になったときにそれがある程度許容される環境が多かれ少なかれある
ということです。
そう考えると
日本よりは海外の方が、より人間的に働けるのは事実です。
この辺は合う合わないが人によってあるとは思いますが、
もし仮にそれが自分にめちゃくちゃ合ってたらどうでしょうか?
海外の生活の方が快適に過ごせる
ことになると思います。
そのような生活を経験して、日本に帰国する決意をして実際に日本で生活し始めたとき、
皆さんはどんな問題が生じると思いますか?
それはまさに冒頭で話をした
「日本の環境に適合できない」
という問題が生じることになるといえます。
実はこれがワーホリ帰国後に大変だと言われる、
本当の理由になります。
では
「具体的にはどういう状況を指しているのか?」
この点については、長くなるので次回の記事で紹介したいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうごさいました。
また次の記事でもよろしくお願いします!
それでは!
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※ワーホリから帰国後に妻と結婚し、今は子供も産まれて普通の生活を送っています。ワーホリ帰国後の生活を綴った動画をYouTubeにアップしてますので、興味のある方は是非ご覧いただけると嬉しいです。