《対策編》ペナルティ回避をして、ワーホリのチェリーピッキングで稼ぐ方法とは⁉︎
前回の記事では
ハシゴの攻略法について紹介しました。
今回は、チェリーピッキングのコツの3つ目のポイントについて紹介していきたいと思います。
※チェリーピッキングのコツの全体像については
を参照ください。
さて、チェリーピッキングで稼ぐうえで、結構重要になってくるのが監視員の存在です。
そこでこの記事では、
A.監視員が何を監視しているか?
B.監視員の配置
C.ペナルティーの種類
D.監視員の攻略
の順番で書いていきたいと思います。
A.監視員が何を監視しているか?
彼らが何を監視しているかというと、
1.ちゃんとチェリーを漏れなく採っているか?
2.チェリーを盗もうとしていないか?
3.番号札を入れ替える不正をしてないか?
4.チェリーが入った箱はちゃんと満杯の状態か?
5.枝が2つついたチェリーを入れていないか?
などを主に監視しています。
「1」については、
前々回の記事でも取り上げたように採りやすいところだけを採って、ハシゴを使わないと採れないような採りにくいところを放置しているのがないかをチェックしています。
「2」については、
チェリーピッカーの中には販売目的でチェリーを大量に持って帰る人がいたりします。そのため、変な袋を持ってないか?変な動きをしている人がいないかの監視をしています。
「3」については、
チェリーのボックスが満杯になると自分の番号札を入れて通路に置きますが、その番号札を入れ替えて自分の報酬にしようとする人がいます。
番号札が入れ替えられたら当然、自分にはお金が振り込まれず、入れ替えた人の方にお金が振り込まれます。意外とそういうチェリーピッカーがいるので、この辺は監視員は厳しくチェックしています。
「4」については、
ボックスが満杯になっていない少ない状態にも関わらず、番号札を置いて次のボックスに替える人がいます。これをOKしてしまうと、いくらでも稼げてしまうので、監視員の人は厳しくチェックしています。
「5」については
写真を見てもらったらわかると思いますが、チェリーは1つの所からいくつも枝が分かれて実が成っています。
そのため採り方が悪いと2つの枝がくっついたままになっていたり、片方の実が採れた状態で2つの枝がくっついていたりといった状況が発生します。
※枝が付いていない実は売り物にならないため、これをボックスに入れていて監視員に見つかると注意されます。とりあえず実だけ採れば良いと思っている人はお気をつけください。
また、1つの実に対して2つの枝がついてるものについてはソーティングをする際にこの辺は1つずつに分けられますが、2つの枝がついているということは片方の実はダメになっていることを意味するので意外とこの辺も厳しくチェックされます。
※このチェックは厳しいときには、箱ごとひっくり返されて一つ一つチェックされたりすることがあるので注意が必要です。
B.監視員の配置
そしてこの監視員は基本的に、8〜10レーンに1人くらいの割り当てで配置されていて、彼らは巡回しながら私たちの働きぶりを監視しています。
C.ペナルティーの種類
彼らは問題を発見した場合、最初は注意をしてそれでも改善されない場合、そのピッカーにペナルティーを課す権限が与えられています。
そのペナルティーにもいくつか種類があって、
1.30分待機
2.60分〜180分待機
3.帰宅指示
4.解雇
などが主にあります。
ペナルティーのどれを課すかは、その問題の内容を加味して監視員に委ねられています。
そのため、監視員を敵に回すと稼ぐことすらできない状況に陥る可能性があります。
しかも、一度監視員に目をつけられると、頻繁にその人の周りにチェックにきて、呼び止められたりすることがあります。
人によっては難癖をつけてくる人もいるので注意が必要です。
D.監視員の攻略
ここまで見ると、監視員が自分の働き方をOKとするかどうかによって、稼げるかどうかが決まってくることがわかります。
では、どうやって監視員を攻略するのかというと、
1.最初の1日目、2日目は丁寧に
2.監視員と仲良くなっておく。
3.監視員のチェックするポイントを押さえておく
この3つだと思ってます。
まず「1」については
初めて働き出した場合、恐らく監視員の中で情報共有がされていて
•このワーカーはちゃんと働けるのか?
という点を見るため、チェックがどうしても多くなります。
この時に問題があったりすると、
「もしかするとこのワーカーは良くないかもしれない」
という疑念を持たれて、より多くのチェックが入ることになります。
そうなると、次の日も同じ頻度でチェックされて、尚且つそこで問題があれば、また次の日も同じようにチェックされ続けるという状況が発生してしまいます。
そのため、1日目•2日目は本当に丁寧に作業をして、まずは監視員の人に
「こいつは大丈夫だ」
という印象を持ってもらう必要があります。
そのためにも、監視員の監視事項の部分について注意しながら作業する必要があります。
この点は本当に重要で、
「自分は大丈夫だ、ちゃんとやれる」
と思っている人ほどこの辺を疎かにして、監視員に目をつけられたりします。
なので、周りの人がガンガン採ってて焦る気持ちはあるかとは思いますが、最初の2日間は本当に丁寧にやりましょう。
すると3日目には、不思議と自分の周りに監視員がいなくなり、他の目をつけたチェリーピッカーのところに常駐する光景が見られるようになるといえます。
つぎに「2」については、
監視員といえども相手は人間です。監視する相手が嫌いな人なのか?好感がもてる人なのか?というだけでも、チェックの質に差が出てきます。
例えば、毎朝挨拶してくる人(A)と何も言わずに無視して作業を始める人(B)の2人が居た場合、印象はAの方が良いはずです。
その上で、問題が起きてAとBに注意したときに、Aはいろいろ話をしてコミュニケーションをとって来るのに対して、Bは軽く返事だけして作業を続けた場合、やはり印象はAの方が良いといえます。仮に反抗的な態度をBがとるようならば、もう印象は最悪だといえます。
こういったことの積み重ねで、意識的なのか無意識的なのかはわかりませんが、
・Aはわりとちゃんと仕事をしているので、チェックの頻度を下げても大丈夫
・Bはよくわからないので、チェックを引き続きやっていこう。
(仮に印象が最悪な場合、チェックを徹底して粗探しをしてやろう)
みたいな発想になります。
すると、Aの方は見回りの頻度が落ちて尚且つちょっとした問題については
「まぁいいか」
ということで、スルーしてもらえる状況が生じます。
逆にBの方は印象が良くないので、ちょっとした問題でも、
「とりあえず注意しておこう」
という発想になり注意されてしまいます。
監視員としては間違った指摘はしていないので、仮にBが文句を言ってきたり反抗的な態度をとれば、帰宅の指示などのペナルティーもできるため、監視員は動じません。
結局、同じ問題が生じたとしてもAとBとでは扱いに差が生じているのがわかります。
こういったことは、嘘のように思えますが実際起こり得ることなのです。
ではどうしたらいいか?というと、
•毎回の挨拶はもちろんする
•仕事の始まり、終わりには軽くコミュニケーションをとっておく。
(雑談とかできれば尚良し)
•何か指摘されたときはちゃんと話をして、誠実に対応している態度をみせる
を毎日やってくことが重要だといえます。
最後に「3」については、先程の話とも似てますが、監視員は人間です。
最初に監視項目を挙げましたが、人間なので人によって重視する監視項目が違います。
監視員の中には
•やたらと枝が2つついてることに煩い人
•ボックスが満杯になってないかを気にする人
•チェリーを漏れなく採っているかに煩い人
など、特定の項目に煩い人が殆どです。
監視員は殆どアルバイトのおばちゃん、おじちゃんなので、監視員側のモチベーションも時間潰し的なところが多いです。
その中でも仕事をしているフリができるのが、客観的にわかる
「チェリーを漏れなくとっているか?」
「満杯ではないボックスが置かれてないか?」
の2つなので、大抵の監視員の注意はそこに向く傾向にあります。
ということはその特徴さえ掴んでいれば、それ以外の監視項目は殆どスルーされる傾向にあるので、監視員が見ているところだけを頑張れば良いことになります。
言い返せば、それ以外の部分は無視するか少しだけやっとく程度で良いことになります。
そのため、監視員の特徴をつかんで、それに応じた対応をすることで、効率よく「稼ぐ」ことができます。
本当にこれは、チェリーピッカーと監視員との騙し合いみたいなところがあるので、この辺は本当に抑えていた方がいいです。
「いや私はちゃんと全て守って採ります」
という方はどうぞやってみてください。
やってるうちに、それでは全く稼げないことに気づくと思いますので。
っとかなり長文になってしまいましたが、稼ぐための3つ目のコツの紹介でした。
次の記事では4つ目のコツを紹介したいと思います。
それでは!
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※ワーホリから帰国後に妻と結婚し、今は子供も産まれて普通の生活を送っています。ワーホリ帰国後の生活を綴った動画をYouTubeにアップしてますので、興味のある方は是非ご覧いただけると嬉しいです。