人間関係に疲弊してない?ワーホリでチェリーの仕事をするときの注意点。

 

前回の記事では、チェリーの具体的な採り方のコツについて紹介しました。

 

 

今回の記事では、6つ目のコツである

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•ペアが微妙な場合は替えてもらう

 

について取り上げていきたいと思います。

 

まず皆さんは

 

•自分に与えられた仕事に対してどういう気持ち(モチベーション)で取り組んでいますか?

(日本で働いてる人は今の仕事でも構いません)

 

そこにはいろんな気持ちがあるかと思います。

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•仕事をする中で自分のスキルを磨いて次に繋げたい

•会社に少しでも貢献できるように頑張りたい

•お金をもっと貰えるように会社に認めてもらいたい

•役職や地位をもっと上げて偉くなりたい

•お金とか地位とかどうでも良くて、ただ現状を維持したい

(将来の夢とか特にないけど、今の生活を維持できれば良い)

 

など様々な考えで仕事に取り組んでいると思います。

 

これはオーストラリアのワーホリで働くときも同じように、皆いろんな考えで働いています。

 

ワーホリでは特に

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•会社に認めてもらって永住権に繋げたい

•自分のやりたいことをするためにお金を稼ぎたい

•セカンドビザを取るために働きたい

•旅の仲間にたまたまついてきたので仕事は暇つぶし

•ただファーム生活が好きなのでやっている

•生活に必要な最低限のお金を稼げればいい

•出来るだけ頑張らずに楽して稼ぎたい

 

 

などのモチベーションで働いている人が多いです。

 

これらのモチベーションは、

 

•時給制の仕事や1人でやる歩合制の仕事

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であれば何も問題ありません。

 

しかし!!

 

•ペアやグループで協力して仕事をする歩合制の仕事

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の場合は

 

「その人がどういうモチベーションで働いているのか?」

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ということに自分自身が凄く影響を受けることになります。

 

例えば、チェリーピッキングをしていて

 

「自分自身が稼ぐ目的ではなく何となくその仕事をやっていて、ただ今の生活が楽しければ良いかなぁ〜」

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というモチベーションで働いていたとしましょう。

 

この場合、相手も同じようなモチベーションなら何も問題ないですが、相手が

 

「稼ぎたい!」

 

と思っている場合、あなたのそのモチベーションは相手にとって問題となってきます。

 

これを聞いた人の中には

 

•自分が頑張って採らなくても相手が自分の分まで多く採ることになるのだから、相手も十分稼げるでしょ?

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と思われる方もいるかと思います。

 

でもそれが成り立つのは、

 

あくまでも自分達が与えられたチェリーのレーンが良いレーンだった場合のみ

 

です。

 

つまり、

 

•チェリーの出来が悪いレーン

•良くも悪くもないレーン

 

に当たった場合、いくら多くとっても実が小さかったりするため箱を満杯にするのに時間がかかります

 

そういういった場合、

 

早めに自分たちのレーンを終わらせて、次の条件の良いレーンに移る必要があります。

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その際、早く別のレーンに行けるかどうかはペアの人の採るスピードに左右されることになります。

 

そして、ペアの人が遅ければ遅いほど時間のロス(給与のロス)が多いことになります。

 

ということは、やはりチェリーピッキングにおいてペアになる人の影響というのは大きいといえます。

 

それでは本題に入りますが、

 

「ペアが微妙な場合は替えてもらう」

 

というコツについてですが、皆さんはその言葉の通り

「"微妙"であれば監視員に伝えて替えてもらえば良いんでしょ‼︎ただそれだけでしょ?」

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と思っている方が多いかと思います。

 

確かにその通りで、この記事で紹介しているのは

 

「"微妙"であれば替えてもらえ!」

 

というタダそれだけのことでしかありません。

 

では皆さんは何をもって「微妙」と判断するのでしょうか?

 

•相手が性格的に合わないから

•相手がサボるから

 

でしょうか?

 

「替える」という行為は同じでも、皆さんが

 

「微妙」だと判断する部分については人によって曖昧な部分があるかと思っています。

 

そこで私は何をもって「微妙」だと判断すべきかという「ある一定の目安」のようなものを、この記事で紹介したいと思います。

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いわゆる

 

「こういうヤツには気をつけろ!!」

 

というのを挙げていきたいと思います。

 

私が思うに「微妙」だと判断すべきポイントとして

 

1•自分の採りやすいところだけを採る

2•採り残しが多い

3•単純に作業スピードが遅い

4•文句を言ってくる

 

の4つだと思っています。

 

まず1についてですが、

 

これは前の記事でも少し取り上げましたが

 

ペアの中には「自分の採りやすいところだけを採る」という人がいます。

 

真面目な日本人は、

 

「このレーンの全てのチェリーを採りなさい」

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と言われれば、

 

隅々まで採ろうとする人

 

が多いですが、

 

「全てのチェリーを採る=自分の採れる範囲の全てのチェリーを採る」

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と勝手に脳内変換して、それ以外のチェリーは気にしないという人がいます。

 

また実際理解はしていても、

 

「それは俺の仕事じゃない。アイツ(ペア)の仕事だ」

 

と勝手に考えている人もいます。

 

そういう人達とペアになると何が起こるかというと、

 

•自分の手の届く範囲のチェリーを採る

•相手(ペア)側のチェリーも全て採る

 

といったことが起きます。

 

スピードがこちらが早ければですが、相手が早い場合は自分が採る予定の採りやすいチェリーまで、相手が採ってしまいます

 

そしてスピードが遅い自分は、毎回ハシゴを使ったりして常に採り辛い場所のチェリーを採る羽目になり、全く稼げないという状況が生じます。

 

この状況に対してペアの相手に文句を言おうものなら、

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「お前が遅いから悪い」

「あなたが遅いからかわりに採ってあげた。」

 

などと、作業スピードが遅いことを理由に突っぱねられることが多いです。

 

また仮にこちらが作業スピードが早い場合でも、

 

そういうペアの人であれば、自分がハシゴで高いところのチェリーを採っている間に、

 

採りやすい場所だけ採って先の方に行ってしまう

 

ことが多いです。

 

監視員の人がちゃんとペアの相手だけが悪いことを理解してくれるような人であれば良いですが、

 

前回の記事でも書いたように

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監視員の人も、そのシーズンに雇われた臨時のおじちゃん、おばちゃん達ばかりなので、そこまで真剣に見ていません。

 

 

何か問題が起こると大抵はペアになっている両方の責任にされてしまいます。

 

そうなると真面目に作業しているこちらとしては心外ですし、納得もいきません。

何より効率よく稼ぐことができないので、この状況を我慢して作業し続けるメリットは全くないといえます。

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そのためこういう人がペアになったときは、「微妙」だという点に加えておきましょう。

 

次に2についてですが、

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これはペアの相手がわりと真面目なタイプでも、その国の国民性なのか性格なのな?はわかりませんが、ちょこちょこ採り残しがある人がいます。

 

その人に悪意がないからまたタチが悪いのですが、当然採り残しがあると監視員に注意されてしまいます。

 

1つ目の注意点では、

 

楽して採ろうする不真面目な人

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が焦点になっていましたが

 

2つ目の注意点の場合、

 

相手が真面目な人でも十分起こりえるもの

 

だといえます。

 

この場合、相手にちゃんと採るように言ったとしても、相手は真面目にやっているので

 

「すまない次はちゃんとやるよ」

「俺はちゃんとやっている」

 

などという言葉が返ってくるかと思います。

 

この場合、「ちゃんとやる」という言葉の範囲や定義が国によって違うのか、性格的な部分なのかはわかりませんが、いずれにしても日本人が期待する「ちゃんとやる」の範囲には入っていないことが多いです。

 

 

この場合、今すぐに替えてもらうような状況ではないですがあまりにも監視員に注意されるようだったら、「微妙」だと判断するポイントに加えても良いかもしれません。

 

※ここでは真面目な人のパターンを話しましたが、不真面目な人の場合は論外です。今すぐ替えてもらいましょう笑

 

次に3

 

「単純に作業が遅い」

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についてですが、

 

これは真面目にやってても、不真面目にやってても個人の作業スピードの問題になってくる変えられない部分になるので、「微妙」だと判断するポイントに加えていた方が良いです。

 

仮に自分たちに与えられたレーンが良いレーンだったら、自分の方が先行して多くのチェリーを採ることができるのでメリットはありますが、出来の良いチェリーばかりではないのである一定のスピードで採れるペアでないと厳しいと思います。

 

※ここでは「稼ぐ」ことに焦点を当てて記事を書いているので、それ以外の目的て働いてる方はこの記事で書いていることはもちろん無視してもらって大丈夫です。

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ペアと話しながらのんびり作業するのも、ファームライフを満喫している感じがして楽しいと思うので。

 

 

最後に4つ目の「文句を言ってくる」についてですが、

稀に文句を直接言ってくるペアもいます。

 

嫌なことは嫌だと直接言う文化で分かりやすいので良いですが、その文句が

 

•採り残しがある(主に相手側の上の方)

•相手側のチェリーまで採っている

 

など理不尽な内容な場合も多かったりします。

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1、2回言われるくらいならやり過ごすことができますが、頻繁に言ってくる場合は精神的にも良くありません

 

ワーホリできてるのに、

 

日本みたいにストレスを溜めながら仕事したくないですし、

 

せっかくなら楽しく仕事がやりたいものです。

 

4については

 

ストレスに感じ方や、

ストレスの耐性

 

にも個人差があると思いますので、絶対「微妙」だと判断しろとは言いません。

 

なので、

 

「こういうのは耐えられない!」

 

という方だけ「微妙」だと判断すれば良いと思っています。

 

今回は、ペアが「微妙」で監視員に替えてもらうための基準のお話をしてきましたが、皆さんどうだったでしょうか?

 

少しでも皆さんの役に立つ情報が提供できたのであれば嬉しいです。

 

それでは次の記事で会いましょう!

 

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※ワーホリから帰国後に妻と結婚し、今は子供も産まれて普通の生活を送っています。ワーホリ帰国後の生活を綴った動画をYouTubeにアップしてますので、興味のある方は是非ご覧いただけると嬉しいです。