《初心者用》ワーホリで稼ぐための、チェリーの採り方をレクチャー
前回の記事では、チェリーを採ったときの箱をどのように作るか?(完成させるか)についてとりあげました。
※チェリーピッキングのコツの全体像については、こちらをご確認ください。
今回は5つ目のコツである、
チェリーの実は指で持ち上げながら落として採る
について書いて聞いたいと思います。
まず監視員の攻略のところでも話をしましたが、
監視員のチェック項目のひとつに、
枝が2つくっついた状態のチェリーがないか?
というものがあります。
そのため、チェリーを採るときはチェリーが
枝と実が1つずつ付いている状態
で採る必要があります。
逆を言えば、
•枝が付いてなく実だけのもの
•1つの実に2つ以上の枝がついたもの
などはアウトになるということを意味しています。
ということは、チェリーを採る際はその点を注意しながら採る必要があるといえます。
この辺については皆、意外と監視員に注意されることが多いです。
なぜなら、これから紹介するコツでも書きますが
基本的に箱の方を見ながらチェリーを採ることがないからです。
つまり、常にチェリーの実がある方に目を向けて作業しているので、
チェリーの実に枝が2つついているのか?
なんて1つ1つ確認しながら採ることはしないといえます。
ということは、採る時点でしっかりチェリーの枝が1つ1つ分かれる採り方をしないと、箱の中にはアウトなチェリーばかり入ってしまうことになります。
それでは本題に入りますが、チェリーの採り方のコツとしては
1•目線は常にチェリーの方を見て作業する
2•チェリーの枝を上に持ち上げるようにして、チェリーをボックスに落として採る
3•最低限人差し指と親指は使って採る
この3つだと思っています。
まず「1」についてですが、
これは先ほど少し触れましたが、
チェリーが入った箱の方は見ずにチェリーの方を常に見て作業する
ということです。
もっと詳しく言うと、
•手で今採ろうとしているチェリーは見ない
•手で採っている間に次にどこを採るか?目で確認する
•その確認したチェリーの方に手を伸ばすと同時に、次の採れそうなチェリーを探す
これをひたすら終業時刻まで繰り返していくことになります。
例えが悪いかもしれませんが、
太鼓の達人やDDR(古い笑)のゲームをするときに、今まさに叩いている部分は見ずに次の叩くのが何か?というのを確認しながらする感覚と同じだといえます。
これをすれば、効率良く動けるようになるのでオススメです。
「2」については、
この記事で1番重要なところだと言ってもいいくらい重要です。
なぜなら、チェリーは力の入れ方1つで採れ方が全く違うからです。
これはチェリーの枝のつき方を理解していないといけません。
写真を見てもらえばわかると思いますが
チェリーは1つのところからいくつも枝がぶら下がっています。
このチェリーですが、矢印の方向に持ち上げると簡単に採れます。
しかし、他の別の方向に力を加えて採ろうとすると、手で掴んで採らないといけないくらい採るのが大変になります。
また他のチェリーが2個、3個とくっついて採れたり、枝が採れて実だけボックスに入る可能性が高いです。
場合によっては、枝がくっついてる木の皮まで剥がすような事態になります。
それだけチェリーを採るときの方向というのが凄く重要になってきます。
正しい方向に力を加えた場合、基本的に指一本で枝を軽く持ち上げただけで、チェリーは落ちていきます。
なので、正しい方向で採れているかどうかはこの部分に注目して作業すれば良いと思います。
そして、これまでチェリーを「採る」という表現をこの記事では何度もしていますが、実際は「ボックスに落とす」というのが正しい表現です。
先ほど書いたように、チェリーは持ち上げただけで簡単に落ちていきます。
そのため「手で掴んで採る」わけではなく「指で触れてボックスに落していく」方が効率的で早い採り方になります。
普通に考えてみても
「採る→ボックスに入れる→採る」
よりも、
「ボックスに落とす→落とす→落とす」
の方が早いのがわかるかと思います。
そして落とすときは基本的に、
1つのチェリーに対して1つの指で落としていきます。
わざわざ手全体でチェリー1個を持ち上げるようなことをしていては、チェリーは多くとれません。
また、手全体で持ち上げてしまうと、他のチェリーまでくっついて採れる可能性があるのでオススメしません。
「いやいや、指1本でチェリー採る方も2個チェリーがくっついてたりすることあるでしょ⁉︎そもそも手元見ないんでしょ‼︎」
というツッコミが来るかもしれませんが、
仮に指1本使って1つのチェリーを採ろうとしたが、運悪く2個くっついてきたような場合は、基本的に手の感覚で大体わかるようになります。
もしくは指で持ち上げた時に、ボックスに落ちるのではなく、指にぶら下がるような状態になるのでそれで気づくことができるようになります。
なので、枝が2本くっついたりしても感覚で回避できるようになるので本当に安心して大丈夫です。
「それ、嘘でしょ笑」
と思った方、是非試してみてください。
最初は上手くいかなくても、徐々にできるようになってきますから!
次に「3」については、
先ほどの「2」のコツの延長になります。
写真をもう一度見てみると
チェリーはこのように1つのところから、枝が2つ以上まとまっているのがわかります。
そのため、例えばこのチェリーをできるだけ短時間で採ろうと思ったら、
採る指の本数を増やす必要があります。
「2」つめのコツでは、
一個のチェリーに対して一本の指を使ってチェリーをボックスに落とす
話をしましたが、
チェリーが2つ3つと増えていくのに合わせて使う指の本数を増やしていく
のが1つのコツになってきます。
もちろんこれは両手を使って行うので、極論をいえば
10本の指を駆使してチェリーを採る
ということになります。
一回で10個のチェリーが採れるのと、それ以外とでは当然収穫スピードに差が出てくるのがわかると思います。
とはいえ、そこまでできる自信がないという方もいるかと思います。
そういう人は
•最低限2本の指を使う
(両手で合計4本)
ことを意識して採るようにしてみてください。
仮に全ての指が使えなくても、回転数を上げることで採る個数を増やせば良いので、問題ありません。
•使う指の本数×回転数=採れるチェリーの数
のような形になるので、
回転数を上げる採り方をするか?
使う指の本数を増やすか?
は作業をしながら試行錯誤の中で自分に合ったやり方を見つければ良いと思います。
偉そうに言っている私も、実は指は2本〜3本しか使っておらず、回転数で勝負していました、
しかしトップピッカー達は、
全ての指を使って尚且つ、回転数も早い
です。
彼らを観察していると、本当にチェリーを撫でるだけでボロボロとチェリーが落ちて採れていくことがわかります。
そのレベルに達するにはある程度の経験が必要になるかと思いますが、ただ
彼からがどこをポイントにしているのか?
というのを知って作業するのとしないのとでは、経験を積んだ後の成果の出かたが違ってくると思います。
なので、初心者の人は最初は
ゆっくりでもいいのでチェリーの枝の特徴を見ながら、
この記事で取り上げたポイントを意識して採ってみてください。
きっと時間がたつにつれてトップピッカーに追いつけるくらいの成果が出るようになると思いますので。
とゆうことで、今回はチェリーを採るときの具体的なやり方について紹介してみました。
この記事が少しでもこれからチェリーピッキングをする皆さんの役に立てれば嬉しいです。
次の記事では6つ目のコツについて紹介していきたいと思います。
それでは!
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※ワーホリから帰国後に妻と結婚し、今は子供も産まれて普通の生活を送っています。ワーホリ帰国後の生活を綴った動画をYouTubeにアップしてますので、興味のある方は是非ご覧いただけると嬉しいです。