日本の多摩動物公園にも居たタスマニアデビル‼︎ 名前の由来や生体についてご紹介
皆さんは
という動物をご存知でしょうか?
※ワーホリから帰国後に妻と結婚し、今は子供も産まれて普通の生活を送っています。ワーホリ帰国後の生活を綴った動画をYouTubeにアップしてますので、興味のある方は是非ご覧いただけると嬉しいです。
実は私は、タスマニアに行くまで
タスマニアデビルという動物を全く知りませんでした。
今ではテレビでたまーにタスマニアが取り上げられたりしてますが、ちょっと昔まではタスマニアの話題は殆どなく、
タスマニアに興味がある人だけがその名前を知ってたりするくらいでした。
そのため、
という言葉を初めて聞いた時、
「タスマニアの地名がつけられた悪魔ってどんな生き物なんだ」
「きっと凶暴で極悪な生き物に違いない」
と勝手に想像していました。
実際に見てみると、確かに少し凶暴な感じはありますが、
普通に小柄でタヌキのようなフォルムの可愛い動物だということがわかりました。
①日本でタスマニアデビルに出会える場所
このタスマニアデビルですが、タスマニアまでわざわざ行かなくても、
実は日本の動物園で会えるのを皆さんは知ってましたか!?
私もワーホリ後、日本に帰ってくるまでは全く知りませんでした。
タスマニアから帰国して、タスマニアデビルを見てきたことを知人に話したら、
「日本にもいるよ?」
という反応が返ってきて驚いたのを覚えています。
では、日本のどこでタスマニアデビルに会えるのかというと、
東京にある多摩動物公園
で会えます。
以前は
•大阪の天王寺動物園
•北海道の円山動物園
にも居たそうですが、残念なことに亡くなったため、今は多摩動物園の1ヶ所でしか見れない状況になっています。
この多摩動物公園ですが、
日本で3番目
にタスマニアデビルの展示を始めた動物園ということで、現在は
•テイマー
•ダーウェント
というオスの2頭が飼育されているそうです。
詳しくは以下のホームページをご覧ください。
②タスマニアデビルの名前の由来
タスマニアデビルの名前の由来ですが、
タスマニア島に降りたったイギリス人が、
暗闇の中で目や耳が赤く光り悪魔のような鳴き声を出して死肉を食べている動物を発見した
ことから、タスマニアデビルという名前がついたそうです。
確かにタスマニアデビルの鳴き声は、見た目によらず可愛くはない鳴き声だったのを覚えています。
夜中にそんな動物を見たら、そりゃ怖くなりますよね。
③絶滅危惧種に指定
そんなタスマニアデビルですが、実は
絶滅危惧種に指定
されていて、
タスマニアでは保護の対象
になってたりする動物です。
絶滅の危機に瀕しているのは、
顔面に感染性の腫瘍ができる病気が蔓延
していて、
その結果エサが食べれなくなって死んでしまう
というのが理由です。
つまり、
伝染性のガンによって絶滅の危機
に陥っているのです。
人間の世界ではこういう伝染性のガンというのはあまり耳にしませんが、実際にこういう病気が世界に蔓延したらと考えるとゾッとします。
④伝染性の癌が広まる理由
求愛行動のときに相手に噛み付いたりする
ことがあるらしく、
その際に傷口から感染する
ことが多いと言われています。
今ではこの
感染症のワクチン
があるため、
タスマニアデビルを保護してワクチンを打って個体の繁殖をさせる取り組み
が行われています。
※ちなみに、妻の知り合いがタスマニアでその活動をやってる保護施設に行ったときの記事がありますので以下に貼っておきます。
⑤タスマニアデビルの寿命
タスマニアデビルの寿命は
5年
といわれていますが、
実際には病気で3年も経たずに死んでしまうことが多いそうです。
そのため、病気の蔓延をいかに防ぐかが絶滅を阻止するための重要な鍵となってくるといえます。
⑥タスマニアデビルの性格
タスマニアデビルの性格ですが、やっぱり
他の動物と比べると攻撃性は強い
みたいです。
写真のように撫でたりしてますが、これは信頼関係があるからできることで、普通の人は撫でたりできません。
自分たちもケージの外から眺める程度で、触れたりすることは許されませんでした。
その際1番驚いたのが、飼育員の人たちがタスマニアデビルが足元に近づいてくると足で追い払っていたこと。
最初は何かの作業をするために追い払っていたのかと思いましたがそうではなく、
自分の身を守るためにやっていたこと
だとわかりました。
なんとタスマニアデビルは足元に近づくと、
そのまま人間の足をよじ登り肩のところまできて顔を噛みつこうとしてくる
のだそうです。
そのため足から登ってこないように、足で払っていたのです。
この話を聞いただけでもタスマニアデビルの攻撃性がわかったかと思いますが、見た目が可愛いのでどうしても触れたくなっちゃいますよね。
タスマニアデビルをタスマニアで見かけた際は、決して触れようとはせず、そっと遠くから眺めるくらいにしてください。
噛まれたら痛いと思うので。
以上がタスマニアデビルについての紹介になります。
いかがだったでしょうか?
今回は、私の妻の知り合いがこのタスマニアデビルを保護する施設長をしていて、実際に見に行ったことがあったためブログでタスマニアデビルについて書いてみました。
タスマニアに関することで記事にしてほしいことがあれば是非是非コメントください。
わかる範囲で記事にしていきたいと思っています。
ここまで読んでくださった読者の方、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。
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