雄大な自然の中でワーホリは、住む場所も凄かった!
WWOOFを実際に始める前に、どんなオーナーなのか?どこに住むことになるのか?ということを知るために、1度下見に行った。
実際行ってみると、本当に自然豊かなところで、逆に自然以外何もないような所だった。
家の周りはいろんな野菜や植物を育てていて、隣の人の家までは徒歩15分くらい歩かないといけないくらい距離が離れている。
家の周りには鶏や馬やカモなどの動物を飼っていた。
オーナーはイギリスから移住してきたベジタリアンの夫婦で、オーガニックファームと敷地内に自分たちで建てた旅行客向けのアコモデーションを営んでいる人たちだった。
日本でも最近よく聞くようになったが、都会の人が田舎に行って農業体験など田舎暮らしを学ぶような事業を2人で行っていた。
初対面の印象は、凄く良い人たちだと思った。
ただ、この頃の自分の英語力はまだまだ全然で、彼らの言っていることの半分すらわからない状況だったためもっと英語が理解できていれば、WWOOF生活はもっと充実していたのではないかと思う。
この時期の自分は情けない話、英語ができる彼女に凄く助けられていた。
次に、住む場所についてですが、これがまた凄かった。
おそらくオーナーが自ら作ったであろうと思われる建物で、屋根はとたん屋根が平らに置かれていて、木造のボロボロの家だった。
夜は隙間風がガンガン入ってきて、たまにクモなどが出たりする。
しかもトイレとシャワーは外にあって、トイレはボットン便所でおがくずトイレだった。
ボットン便所は経験があっても、おがくずトイレは全く経験がなかったので、かなり衝撃だった。
トイレをした後におがくずを入れて、蓋をする。
1度、蓋をし忘れてたときがあって、その時はハエがたかって大変なことになった。
オーナーの話では、蓋をしないとたまに蛇がボットン便所のところに入ったりするから気をつけてということだった。
怖すぎる。
しかもタスマニアの蛇って、世界でも10位以内に入るような猛毒の蛇がいるので、トイレをするために決死の覚悟で行かなければならなかった。
特に夜中は、街灯もなく頼れるのは月明かりのみという状況だったので、凄くびびってた記憶がある。
そして、シャワーの方はというと、レインウォーターを使用する。
レインウォーターと言った方がまだお洒落な感じがしたからその言葉を使ったが、つまりは雨水だ。
雨水をタンクの中に溜めて、その水をシャワーとして使う。
雨水なので当然、冷水だ。
夏の暑い日は良いかもしれないが、自分たちが行った頃は冬になりかけてる頃だったので、冷水はかなり厳しかった。
そんなこんなで事前の下見では、住む環境に関してはいろいろ衝撃的なことがあったが、いずれにしても日本では出来ない貴重な経験だし、やらない理由はないということで、彼女と2人でWWOOF生活をスタートすることを決意したのであった。
次に続く
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※番外編