《記憶に残る絶景》ワイングラスベイ(Wineglass Bay)への行き方
前回はタスマニアで人気の観光スポット、
「ベイ•オブ•ファイヤーズ」
について紹介しました。
第2回目の今回は、
ワイングラスベイ(Wineglass Bay)
画像出典:フレシネ国立公園周辺旅行記
について紹介していきたいと思います
1•ワイングラスベイの位置
2•料金
3•ワイングラスベイの名前の由来
4•実際に行ってみた感想
5•おすすめポイント
1•ワイングラスベイの位置について
ワイングラスベイ(Wineglass Bay)の位置は写真でもわかるように、ちょうどタスマニアの東側の中央に位置しています。
Hobartから車で約2時間45分のところにあります。
前回のベイ•オブ•ファイヤーズはここよりもまだ北側だったため、Hobartから車で4時間くらいかかりましたが、ワイングラスベイ(Wineglass Bay)はそれに比べると半分くらいの時間で行けます。
そのため頑張れば日帰りでも行けますが、ゆっくりのんびり観光したい方は、やはり宿で一泊することをおすすめします。
2•料金について
国立公園なので入園料がかかります。
こちらのサイトに料金が書いていますが
入園料として1日$40、年間パスで$90となっています。
これはどこの国立公園も同じ料金で、年間パスはどの国分公園でも使用できるので、3箇所以上の国立公園を訪れる場合は、年間パスを買った方がお得だといえます。
入園料を払ったら、その支払い済みを証明する紙を車の外から見える場所に置いておきましょう。
(年間パスの場合は車番などの登録が必要で年パス用のステッカーが貰えます。別途手続きが必要です)
※入園料を払わなければならないことを知ってか?知らずか?わかりませんが、なかには入園料を払わずに敷地内に入って行く人もいますが、監視員の人が巡回していて、支払っていない人はペナルティが課されたりします。
そのため、入園料をケチって払わないようなことはしないようにしましょう。
3•ワイングラスベイ(Wineglass Bay)の名前の由来について
これは皆さんもすぐに想像つくかもしれませんが、上からこの湾を見た時にワイングラスのように見えます。
そのことからワイングラスベイと呼ばれているように思えますが、こう呼ばれている理由はこれだけではありません。
1800年代前半に、この場所はクジラの追込漁で栄えていたそうです。そしてここで捕られるクジラの脂が燃料や食用として活用され、人々の生活を支えていたという時代がありました。
クジラの漁をした際に、
上から湾を見てみると
クジラの血で湾内が真っ赤に染まっていた
そうです。
この光景が、グラスの中に赤ワインが入ってるような光景だったということで、ワイングラスベイという名前がついたと言われています。
湾の見た目からすぐにワイングラスのようだということで容易に地名の由来が推測できそうな感じがしますが、裏には実はこういった歴史的な背景が隠されていたりします。
それにしてもクジラの血で湾内を覆い尽されるって、想像しただけでも凄い光景ですよね。
4•実際に行ってみた感想
ワイングラスベイ(Wineglass Bay)は晴れていれば、写真のように綺麗に見ることができます。
ただ、天気が悪い場合はこれがあまり見えません。
ちなみに私たちはタスマニアに滞在中2回ほど行きましたが、1回目は曇り、2回目は晴れでした。
1回目見たときはそこまで綺麗だなぁ〜とは思いませんでしたが、2回目見たときは晴れていたこともあって凄く綺麗な光景だったことを覚えています。
晴れていれば水色の綺麗な海と、綺麗なビーチを見ることができます。
そのためもし行くとしたら、天気の良い日に行った方が良いと思います。
天気が曇りや雨の時は、別の日に予定を変えることをおすすめします。
実は、この写真の光景を見るためには軽く登山のようなことをしなければならず、もし天気が悪ければせっかく頑張って登ったのに何も得られない可能性が高いからです。
画像出典:フレシネ国立公園周辺旅行記
※意外とこの登山はハードなので、サンダル等の軽装で行くのはあまりおすすめしません。
私も実はサンダルで登りましたが、足に結構疲労がきてクタクタになったのを覚えています。
ちなみに、
「ワイングラスベイ(Wineglass Bay)は行く価値があるか?ないか?」
についてですが、行ったことがない人は
一度は行ってみても良い場所
かもしれません。
ただ、次回タスマニアに行った際に
「また是非観光に行ってみたい場所か?」
と聞かれると、微妙な感じもします。
言ってみれば、高い丘からワイングラスベイを見下ろして景色を楽しむというものなので、そういうのが好きな人はまた行ってもいいと思いますが、少なくとも私たちは一回行くだけで十分だという感想でした。
5•おすすめポイント
1•野生のワラビー
2•ワイングラスベイに行く
1•野生のワラビーについて
画像出典:フレシネ国立公園周辺旅行記
駐車場には野生のワラビーが普通に居ます。
通常は警戒心が強いので至近距離まで近づいたり、撫でたりなどはできませんが、ここのワラビーはそれができます。
恐らく観光客の誰かがエサをあげたりした関係だとは思いますが、普通に近づいても逃げません。
「それってもはや野生じゃないじゃん!」
って突っ込まれるかもしれませんが、動物園とかで見る飼い慣らされたワラビーとはちょっと一味違っているところが、個人的には好きでした。
動物好きの人は是非彼らを探してみて下さい。
すぐ見つけることができると思います。
2•ワイングラスベイに行く
このタイトルを見た時、
「いやいや、ワイングラスベイにもう来てるでしょ笑」
という突っ込みが入るかもしれませんが、観光客が一般的にワイングラスベイとして見るのは、最初の写真でもあった光景です。
つまり高い丘のところから見下ろして景色を楽しむことを
「ワイングラスベイを観光した」
と表現しています。
今回私が言っているのは、
「ワイングラスベイに"行く"」
です。
言い換えれば、
「ワイングラスベイのビーチまで降りて行く」
ということです。
これは一回は行ってみる価値はあります。
上から見た光景と実際にビーチに降り立って見た光景は全く違う
ので、
また違った感動
があります。
正直、丘の方には観光客でごったがえしてて、ゆっくり景色を眺める気持ちになれませんが、ビーチの方は人が多くいません。
なぜなら、ワイングラスベイを見下ろす丘からビーチまでは、徒歩で約1時間の距離があるので、ビーチまで行く人が限られているからです。
※ちなみにビーチまでの道中は登り降りがかなりある場所なので、登山が嫌いな人や足腰が弱い方はおすすめはしません。
ビーチでは上から見えていた青い海が間近で見られ、暑い夏であれば軽く泳ぐこともできます。
まるで無人島に居るかのような雰囲気なので、景色を眺めながら思い思いの時間を過ごすことができます。
今回はワイングラスベイの紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?
まだ行ったことがない方は是非行ってみて下さい。
きっと良い思い出になると思います。
次回はブルーニーアイランドについて記事を書いていきたいと思います。
それでは!
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※ワーホリから帰国後に妻と結婚し、今は子供も産まれて普通の生活を送っています。ワーホリ帰国後の生活を綴った動画をYouTubeにアップしてますので、興味のある方は是非ご覧いただけると嬉しいです。