タスマニアのワーホリで仕事探し中に突然の電話。果たしてその結果は?
※ワーホリから帰国後に妻と結婚し、今は子供も産まれて普通の生活を送っています。ワーホリ帰国後の生活を綴った動画をYouTubeにアップしてますので、興味のある方は是非ご覧いただけると嬉しいです。
〜12日目 前回の続きから〜
前回の記事はこちらになります↓
電話を終えて、彼女が言った第一声は
「この前応募した日本食レストランのオーナーが、一度会って話がらしたいらしい」
ということでした。
正直、私の心の中は
「よっしゃっ!」
という気持ちで、何かほぼ決まったかのような気分になっていました。
なぜなら、オーナーと実際に会うことができるのであれば、自分たちのやる気をアピールしまくれば、大丈夫だと思ったからです。
人が足りていないなど特別な事情がなければ、オーナーもわざわざ会って時間を私たちに割くことはないだろうし、そこまで時間を割いてくれるということは、自分たちのアピール次第でどうにでもなるであろうことが予想できました。
そのため、心の中はウキウキでした。
大好きな海を目の前にして、ビーチを散歩している平和な光景を眺めながら、こんな良い知らせが入るなんて、
それだけで何か幸せな気分
になりました。
このように感じるのはもしかすると、
それだけ仕事に飢えていたのかもしれません。
とにかく、
それまでドヨーンとして暗闇に包まれていた自分の心に一筋の光が見えた感じでした。
本当はこの後も引き続きレジュメを配るべきなのでしょうが、
何か配る気にもなれず、ビーチ近くにあったカフェでコーヒーを買って少し休憩をすることにしました。
もちろんコーヒーは1人1つずつではなく、$4くらいのやつを2人で1つだけ買ってそれを飲みました。
コーヒー好きな自分たちからすると、
「コーヒー✖️ビーチ✖️晴天」
という組み合わせだけで、
ただただ幸せな気分
になりました。
そのとき何を2人で話したかは正直覚えていませんが、キラキラとした海を眺めながらコーヒーを飲んだ光景だけは今も心に焼き付いてます。
結局その後は、レジュメ配りには身が入らずそのままHobartの街に帰ってきました。
「明日が決戦だ」
そんな気分で過ごしていました。
そして、明日に備えてその日はすぐに寝ました。
もしかすると、少しでも早くこの日々の苦しみから解放されたいという気持ちから、早く明日になって欲しかったのかもしれません。
とにかく、その日は今後の計画を建てることもなくすぐに寝たのを覚えています。
12日目を終えた所持金は
$620
くらいでした。
所持金の額から言って、あと2人で2週間くらいしかバッパーに滞在できない計算になります。
いったいこの後どうなってしまうのでしょうか!?
〜13日目〜
ついにこの日がやってきました。
レストランのオーナーと
待ち合わせの場所は、North Hobartにあるアイスクリーム屋さんの前
で、確かお昼過ぎくらいの時間に待ち合わせとなりました。
はやる気持ちを抑えられず、自分たちは11時くらいからバスでNorth Hobartまで行ってNorth Hobartの街をぶらぶらしていました。
「いったいどんなオーナーなんだろうか」
「職人気質の厳しい人じゃなければ良いなぁ〜」
なんてことを思いながら過ごしていました。
待ち合わせの時間まで2時間近くありましたが、その時間がいつもより凄く長く感じたのを覚えています。
ドキドキする気持ちと
不安な気持ち
今後ここで働いたことを想像してワクワクする気持ち
いろんな気持ちが入り乱れていました。
そういう気持ちでこの凄く長い時間を何とか耐え抜いて、ようやくオーナーとの待ち合わせの時間になりました。
しかし、約束の時間になってもオーナーは現れません。
「もしかして……場所か日時を間違えた?」
そんなことを考え始めた瞬間、
また一本の電話がかかってきました。
その電話の主は、今日待ち合わせをしているオーナーからのものでした。
「キャンセルとかにならないといいけど…」
そんなことを思いながら恐る恐る電話をとりました。
この後どうなってしまうのか⁉︎
その結果については、
また次の記事で書いていきたいと思います。
それでは、ここまで記事を読んでくださった皆様ありがとうございました。
また次の記事もよろしくお願いします。
それでは!
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